画像生成AIでもっとも有名なのがstable diffusionですが、今回紹介するstable video diffusionは、同じ開発元のstability AI社から発されている動画生成専用のAIです。
こちらの記事ではstable video diffusionの登録方法と、無料の範囲について解説していきます。
stable video diffusionの登録方法
まず公式サイトにアクセスします。
Googleなどの連携措置でもログイン可能です、案内に従って取得しましょう。
利用規約への同意を求められます。β版だけどいいよね?文句言わないでね?といった内容です。
また、公式の発表から商用利用不可ととれます。
ログイン時の画面はこのような形で、左下に「画像で作る」と「テキストで作る」というのがあります。
一旦画像で作るを選んでみます。
画像生成AIで別途作った画像を指してみます。
生成コマンドは右下です。
Balanceというのはクレジットで初回は150配布されます。
1生成で10クレジットを消費します。
早速作ってみましょう。
制作中は、制作の進行バーの他に、どちらの動画が好みですか?
といった試みも試されています。1分程度放置すると完成することが多いです。
完成品がこちらです。
制作時間は4秒が基本になります。
静止画を基にしているので、動かして違和感の少ないところを選んで動かしているという感じがしますね。
今度は1つだけ効果を選んでみましょう。
読んで字のごとくですが、カメラ効果を選択できます。
ただし、現在選択できる効果は1つだけで、今回はOrbitを選びました。
そのビデオがこちらです。
最初の動画よりもより背景を回転させた動画を出力しています。
複数選択できるようになるとカメラワークのパターン出しなどに使えそうですね。
Text to Imageは?
では続けてテキスト生成を見ていきましょう。
テキスト生成は11クレジット掛かります。
文章を長くしても変わらず。
そしてこれを入力すると元となる静止画を提供してくれます。
この時点でクレジットが消費されているようです。
4つの中から選んで生成となりますが、今回は左上を選択してみます。
Proceedを押すと生成スタートです。
自前生成の画像だけあって非常にスムーズですね。
髪くらいなびくかと思いましたが、指定もしないと難しいようですね。
画質やクオリティ自体はそこそこ高いので、本番製品に非常に期待が集まりそうです。
今のうちに体験してみてはいかがでしょうか。
体験版はいつまで?
stable video diffusionは2024年2月現在までまだ、無料の体験バージョンとなっています。
12月の時点で課金システムが示唆されていましたが、まだ実装されないようです。
現在、研究プレビューとして、「Stable Video Diffusion」 のコードを GitHub 公開しており実はローカル環境での研究の方が盛んに行われています。
もし、マシンスペックに自信のある方は、ローカル版の環境へダウンロードしておくのが無難でしょう。