今回はMidjourneyを使って実写美女の作成を行っていく記事の三回目となります。
今回は前回作成した像を使って同じ顔で本格的な着せ替えを模索していきます。
これができるようになることで、同じ顔の画像に別のシチュエーションを持たせるといったことが可能になります。
こちらの記事はシリーズです。
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モデルの着せ替え
前回用意したこちらの画像を使って、彼女の全身かそれに近い画像を作り、できればシチュエーションを変えていきましょう。
まず、cref機能を使った着せ替えがどれくらい行けるかを考えます。
使うプロンプトはこちらです。
The Quintessential Beautiful Girl, --cref URL URL --cw 50 --ar 3:4
簡単に解説すると、上記二つの画像を基に、美しい娘を作れといった命令です。
できたのがこちら。
確かにそっくりですが、目元の掘りが深くなっており、すこし陰になって見える印象です。
また、元と比べて鼻が少しだんご鼻になっています。
いったんこのまま進めて、本格的な指定をしてみましょう。
Hyper realistic photography, The Quintessential Beautiful Girl, fullbody, black dress --cref https://s.mj.run/MYW5k_9kunA https://s.mj.run/lfP9omitWS4 --cw 50 --ar 3:4
ドレスは指定通り着替えてくれましたが、危惧していた顔の基からの変更は似たような印象のままです。
目力が強めで、くぼみが強く、鼻が少し強調されています。
cref機能に関しては、何度か試していますが、どうやら元の絵をそのまま引き継げるわけではなく解釈の数値を共通化しているような節があります。
非常に多くの顔を出力すればこの問題は解消できそうですが、今のところcref機能の限界はこの辺ということでしょうか?
Midjourney公式の推奨していた方法を試す
Midjourney公式が推奨して居た使い方の一つに、変える部分の指定にも画像を使うというものがありました。
ここではそちらの内容も試してみましょう。
まずランニングしている人物を用意します。
そしてプロンプトをこのように変更します。
ランニングURL, running girl, Hyper realistic photography, The Quintessential Beautiful Girl, fullbody, black dress --cref URL1 URL2 --cw 50
するとこのように出力されます。
いいですね。
顔の引継ぎ度以外は…。
現時点ではこの程度が限界ということでしょうか。
一応この状態でも最低限使えないわけではないですが、ここでもう一段顔の精度を上げて欲しいというのが本音ですね。
得意な顔のタイプがあるのかが今後の見所ですね。
まだまだ探求は続きます。