【政府機関向け】ChatGPT Govとは？

• 会話の保存と共有
  政府機関のワークスペース内での会話を保存・共有でき、テキストや画像ファイルのアップロードも可能です。
• 高度なテキストおよび画像解析
  GPT-4によるテキストの解釈、要約、コーディング、画像の解釈など、多彩な解析能力を提供します。
• カスタムGPTの構築と共有
  利用者が独自のカスタムGPTを構築し、政府のワークスペース内で共有できます。
• 管理コンソールの提供
  CIOやITチームがユーザー、グループ、カスタムGPT、シングルサインオン（SSO）などを管理できる管理コンソールを備えています。

これらの機能により、政府機関は非公開の機密データを安全に扱いながら、AIの能力を最大限に活用することが可能となります。

1. 業務効率の向上
   AIを活用することで、データ分析や情報整理が迅速かつ正確に行われ、業務プロセスの効率化が図れます。
2. 意思決定の支援
   大量の情報をAIが整理・分析することで、データに基づいた的確な意思決定が可能になります。
3. セキュリティの強化
   政府機関向けに最適化されたクラウド環境で運用されるため、高度なセキュリティ対策が施されています。
   Azureクラウド環境での運用により、高度なセキュリティ基準を満たし、データの保護やプライバシー管理が強化されます。
4. カスタマイズ性の向上
   政府機関ごとに異なる要件に対応できるよう、用途に応じたカスタマイズが可能であり、特定の業務プロセスに適したAIモデルの開発も実現できます。

このAIは、行政サービスの効率化、公衆衛生の向上、インフラ整備の最適化、国家安全保障の強化といった幅広い分野での活用が期待されており、政府機関が直面するさまざまな課題に対してAI技術を活用する新たな道を切り開いています。

ChatGPT Govは、MicrosoftのクラウドプラットフォームであるAzure上で動作します。

政府機関は、Azureの商用クラウドまたはAzure GovernmentクラウドにChatGPT Govを導入することで、Microsoftの提供する高度なセキュリティ機能やコンプライアンス基準を活用できます。

これにより、政府機関は信頼性の高いインフラ上でAIソリューションを運用し、機密データの安全性を確保することが可能となります。

米国政府向けAzure

Azureはすでに、米国、国防総省、インテリジェンスコミュニティ、連邦文民機関、州および地方政府、インテリジェントクラウドからインテリジェントエッジまで、JWCC選定を受けて協力関係にあります。

政府機関は、Microsoft AzureのOpenAIをベースに、独自のMicrosoft Azure商用クラウドまたはAzure GovernmentクラウドにChatGPT Govを導入できます。

ChatGPT Govをセルフホスティングすることで、機関は厳格なサイバーセキュリティフレームワーク (IL5、CJIS、ITAR、FedRAMP High) などの独自のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス要件をより簡単に管理できるようになります。

さらに、このインフラストラクチャにより、非公開の機密データの処理に関するOpenAIツールの内部承認が迅速化されると考えています。

ChatGPT Govの使用は、他のOpenAIサービスと同様に、当社の使用ポリシーの対象となります。