2024.4.29~4.30に突如ネット上を席巻したGPT2という謎のAI
この時ChatGPTのバージョンは4.0Turboであり、4.5と5.0の発表を期待されている状態。
そして、サム・アルトマンCEOから6.0についての構想が離されたばかりでした。
そんな最中に突如現れたGPT2という謎のバージョン。
謎のコメント共にGPT2の存在が広がりました。
後日、このGPT2の正体が明らかになりました…。
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GPT-2ではなくGPT2
これまでバージョンの発表では「GPT-〇」という表記が使われていました。
今回アルトマンCEOが発表した表記にはハイフンが含まれておらず、現行のバージョンとは軸を変えた別のバージョンという見方があります。
もちろんGPT-2をファインチューニングしたミニマムバージョンという見方もあります。
ただ、現在の注目点として「GPT2」はどの程度の能力を有しているのかという点です。
これに関してはアクセスできた人たちがいくつか検証をしており、通常の会話式のインタラクションにおいて、ある程度の問題を読み解く能力が現行のGPT4より上なのではないかという憶測がなされています。
GPT2へのアクセス方法
現在(2024.4.30)GPT2へアクセスする方法は1つしか発見されていません。
ロボット操作かどうかを聞かれます。
「このウェブサイトのユーザーは、以下の条件に同意する必要があります。 このサービスは研究プレビューです。限定的な安全対策のみを提供し、不快なコンテンツを生成する可能性があります。違法、有害、暴力的、人種差別的、または性的な目的で使用してはいけません。 どうか、個人情報をアップロードしないでください。 このサービスは、テキストと画像を含むユーザーの対話データを収集し、Creative Commons Attribution (CC-BY) や同様のライセンスの下で配布する権利を留保します。」
安全を配慮して使ってね。ということです。
上部のタブの3つ目にある「Direct Chat」を選択します。
「Choose any model to chat」の直下に初期設定があるのでその部分をクリックすると、内容が一覧できます。
GPT4の近くに「GPT2-chatbot」という項目があるのでこれを選択します。
プロンプトの入力場所か下にスクロールしたところにあり、そこで使用することができます。
なお、執筆時はアクセス過多の為かエラーが頻発しています。