今回はmidjourney側でアニメのワンシーンのような画像をあらかじめ作成し、それがどの様に加工されるかを実験します。
あらかじめ用意した画像は下記です。
画像+命令をなにも入れない【Pika1.0】
何も命令を入れないと、背景の桜から判断して、花吹雪の演出になっていますね。
髪の毛のような軽いものは認識できているようで、少しゆらゆらと揺れています。
さらに、動きを付ける為少しだけズーム処理が入っているようです。
簡単な繋ぎであればこれでシーン処理という風にできそうです。
ちなみにズームアウト版ですと下記の様になります。
ズームインの方がキャラクターに寄り添っていて、ズームアウトの方が全体を俯瞰してみるような印象になりますね。
画像+キャラクターを動かす失敗例
では今度はキャラクターを意図的に動かすようにしてみましょう。
こんな命令を加えました。
男の子に振り返りを要求します。
実際にできたのがこちらです。
なんと男の子が消えてしまいました…なぜ。
その後も別の命令を入れてみましたが、どうもこの選択範囲では男の子が一律に消えてしまうようです。
何故?
ここで、Pikaは短い単語単位と、animeのキーワードが必要という情報がありますので、再び入れてみます。
「look back, anime」としました。
↓結果。
何故かもともと居た男の子が消えてしまいました。
この幻想をぶち壊してほしいです。
Image to Videoでは動かせる範囲にまだまだ限界がありそうですね。
今のところ簡単な演出を入れることを前提としてみましょう。