AIは運動アドバイスや、トレーニングスケジュールなどのアドバイスにも対応しています。
実際のスポーツトレーナーや医者の生の意見ではありませんが、身近なところから着手するために、まずはAIに相談してみるのはいかがでしょうか。
今回は一番簡単な例文を用意しました。
コピペで利用可能なサンプルはこちら↓
Sample
あなたはプロスポーツ・トレーナー、インストラクターです。
以下の私の情報から、1週間分のトレーニングサンプルを提案してください。
休息日を2日作ってください。
###私の情報
性別:
年齢:
仕事:
補足:
このプロンプトでは以下の内容を重視しています。
- GPTの役割設定
- メインの依頼
- トレーニング内容を補足するための個人情報
性別と年齢は基礎的なデータをAIに考えてもらうために使用します。年齢別の運動強度に対する基礎学習データなどは、AIも持っているので、これらの情報を入力することでより相性のいいトレーニングを提案してくれるようになります。
また、休息日の希望の行はもちろん削除して利用しても大丈夫です。
補足には何を入れても良いですが、今回は下記の様に運動強度をサンプルとして入力してみました。
例文
あなたはプロスポーツ・トレーナー、インストラクターです。
以下の私の情報から、1週間分のトレーニングサンプルを提案してください。
休息日を2日作ってください。
###私の情報
性別:女性
年齢:28
仕事:デスクワーク
補足:現在通勤以外の運動はしていません。歩行距離は1日6㎞程度です。
ではさっそく結果を見ていきましょう。
ChatGPT 3.5
もちろん、トレーニングサンプルを提案します。あなたの情報を考慮して、週に5日間のトレーニングプランを作成します。休息日を2日間取り入れます。
月曜日:
- 朝: ストレッチと軽いヨガ 15分
- 昼: デスクワークの合間に5分のストレッチ休憩
- 夕方: 30分のウォーキング
火曜日:
- 朝: 10分のストレッチとコアトレーニング 20分
- 昼: デスクワークの合間に5分のストレッチ休憩
- 夕方: 30分のウォーキング
水曜日:
- 朝: ストレッチと軽いヨガ 15分
- 昼: デスクワークの合間に5分のストレッチ休憩
- 夕方: 20分の有酸素運動(ジョギングまたはエアロビクス)
木曜日: 休息日
金曜日:
- 朝: 10分のストレッチとコアトレーニング 20分
- 昼: デスクワークの合間に5分のストレッチ休憩
- 夕方: 30分のウォーキング
土曜日:
- 朝: ストレッチと軽いヨガ 15分
- 昼: デスクワークの合間に5分のストレッチ休憩
- 夕方: 20分の有酸素運動(サイクリングまたは水泳)
日曜日: 休息日
このトレーニングプランは、デスクワークをしている日常生活に合った軽い運動から始めるもので、ウォーキング、ストレッチ、コアトレーニング、有酸素運動を組み合わせています。徐々に運動の強度や時間を増やしていくことで、体力と健康を向上させることができます。また、週に2日間の休息日を設けて十分なリカバリーを取ることも大切です。
ChatGPT 4.0
了解しました。あなたの情報に基づいて、一週間分のトレーニングサンプルを提案します。重要なのは、初心者でも無理なくできる運動を取り入れることです。また、デスクワークが多いため、姿勢を改善し、筋肉の緊張を和らげることにも焦点を当てます。
一週間のトレーニングプラン
月曜日
- ウォームアップ: 軽いストレッチ 10分
- 筋トレ: 腕立て伏せ 10回 × 2セット、スクワット 15回 × 2セット
- 有酸素運動: ウォーキング 30分
火曜日
- ウォームアップ: 軽いジョギング 10分
- ヨガ: ヨガの基本的なポーズ 20分(ポーズは初心者向けに)
水曜日: 休息日
- 軽いストレッチと散歩で体を動かす
木曜日
- ウォームアップ: 軽いストレッチ 10分
- 筋トレ: プランク 30秒 × 3セット、腹筋 20回 × 2セット
- 有酸素運動: ウォーキング 30分
金曜日
- ウォームアップ: 軽いジョギング 10分
- 筋トレ: ランジ 10回 × 2セット(各足)、ダンベルを使った腕の運動 10回 × 2セット
- ストレッチ: 10分
土曜日: 休息日
- 軽いストレッチと散歩で体を動かす
日曜日
- ウォームアップ: 軽いストレッチ 10分
- 全身運動: サーキットトレーニング 20分(プッシュアップ、スクワット、腹筋、プランクなどを連続で)
注意事項
- トレーニングは体調を考慮して調整してください。
- 水分補給を忘れずに行ってください。
- 痛みや違和感がある場合は、運動を中断し、必要に応じて専門家に相談してください。
このプランはあくまでサンプルですので、ご自身の体力やスケジュールに合わせて調整することが大切です。無理せず、楽しんで取り組んでいただければと思います。
GPT3.5ではかなり内容が似通っているのに対して、GPT4.0以上ではかなり詳しく振り分けてくれます。
GPT3.5はユーザーの入力したプロンプトに対して応用幅が少なく、GPT4.0は逆にある程度知識の中かから考えたり、危険な内容に関してさらに詳細なアドバイスをくれるようになっています。
さらに、ひとつ掘り下げてみましょう。
例文
ストレッチ10分の具体的な内容を教えて
ストレッチの詳細が欲しかったのでそのまま聞いてみました。
ChatGPT 4.0
ストレッチは身体の柔軟性を高め、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。以下に、10分間のストレッチルーティンをご紹介します。このルーティンは、全身の主要な筋肉群をカバーし、特にデスクワークで緊張しがちな部位をリラックスさせることを目的としています。
10分間のストレッチルーティン
- 首と肩のストレッチ (2分)
- まず、首をゆっくりと左右に回します。
- 次に、肩をゆっくり前後に回して、肩の筋肉をほぐします。
- 腕と腕のストレッチ (1分)
- 一方の腕を前に伸ばし、もう一方の手で腕を軽く引き、肩と上腕の筋肉をストレッチします。
- 両腕とも同様に行います。
- 背中と脊柱のストレッチ (2分)
- 座った状態または立った状態で、両手を上に伸ばし、上半身を左右に傾けます。
- 次に、上半身を前に曲げ、背中をストレッチします。
- 腰と腹筋のストレッチ (1分)
- 座った状態で、片足をもう一方の足の上に置き、体を前に倒して腰をストレッチします。
- 同様に両足で行います。
- 脚と太もものストレッチ (2分)
- 立った状態で、片足を後ろに伸ばし、太ももの前側をストレッチします。
- 次に、片足を前に出し、前の足のつま先を上に向けて太ももの裏をストレッチします。
- 両足とも同様に行います。
- 足首とふくらはぎのストレッチ (2分)
- 座った状態で、足首をゆっくり前後左右に動かしてふくらはぎと足首の筋肉をストレッチします。
このルーティンは、ストレッチのポーズを各々30秒から1分間保つことを目指しています。ストレッチは、無理をせず、自分の体の範囲内で行ってください。また、深呼吸を意識し、リラックスした状態で行うことが重要です。
やり方を事細かに教えてくれました。
こちらの返答はChatGPT3.5、4.0共にある程度定型文で返せるように学習をしているようで、品質に大きな差は見られませんでした。
現在の状態や疲労度、今日の食事を教えてあげる事でも回答が変わったりするので、是非日常にトレーナーGPTを活用してみてください。