個人のクリエイター活動やチーム、アーティスト、商品、ビジネスなど、さまざまなシーンで使用されるチームロゴ。
これらのデザインには高度なスキルが必要ですが、現在では画像生成AIを利用すれば、デザインの経験がなくても簡単にプロトタイプとしての草案を作成できます。
デザインスキルがなくても、ちゃんと画像生成AIで作れるのか? 未経験者でもロゴっぽくなるかなどの不安はあると思います。
しかし文字処理が得意なIdeogram AIの操作であれば「そこそこイイカンジの出力」をすぐに作ることができます。
ロゴを簡単に作りたい、商用利用可能な画像生成AIを探している、ロゴ作成のためのプロンプトが知りたい、デザイン初心者の方々は是非今回の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【イデオグラムAI】ideogramAIの登録方法と基本的な使い方→
ロゴのスタイルを決めよう【Ideogram AI 】
今回は見やすい文字列として「J」「C」「A」を採用して、アイデアを作りました。特に意味はありません。ジャンプコミックスとか日本なんちゃらアソシエーションとかではないです。
ロゴ画像を作成する際には、人物画や風景画とは異なる注意点があり、画像生成AIはテキスト入り画像では、文字が崩れたり抜けたりすることがよくあります。
そのため、小さいテキスト(タグライン)は別途作成し、後からロゴに合わせる方が効率的かもしれません。
プロンプト:Using the 'JCA' style, with an AI feel, suitable for IT company logos
日本語:使用文字は「JCA」。スタイルはAIをフィーチャーしIT企業に適したロゴにしてください。
プロンプトを入力した後、Ideogramは合計4つの出力結果を出します。
ここから、どの案を採用するかを決定し、満足のいく案がない場合は新しい案を生成したり、プロンプトを調整したりすることができます。
今回は上記の様なロゴができました。
それぞれ少しずつ特徴が違っていますね。
【Ideogram AI 】画像生成からプロンプト書き方まで
こちらでも解説していますが、Ideogram AI の入力項目はシンプルです
- プロンプト入力
- タイプ入力
- サイズ選択
最後に[Generate]をクリックして、生成開始します。
しっかりとしたテキストも反映できますが、テキストが崩れてしまったりして変になることもあります。
まだプロンプトは何度か試行錯誤したほうが、結果的にうまくいくと思われます。
またタイプは複数選択できるので、ついいくつも押したくなってしまいますが、1つの方がよりしっかりとした作品を生成しやすいと感じられます。
次に、一つを基準にした他のアイデアの作成です。
まず、今回作成した画像から1枚を選択してみます。
Remixをクリックしたら、同一の設定が反映されるので早速生成をしてみましょう。
この様に進めると、類似のデザイン案を追加で取得できます。
もちろんこれでもまだ満足できない場合は、他の案に戻ったり、リミックスと同じ操作を繰り返し、新しい案をどんどん作ることもできます。
満足のいくロゴデザインが得られるまで、続けてみましょう。
こちらが今回完成したLOGOの一つです。
ロゴの画像生成でよく使われるプロンプトは以下のようになります
ワード | 意味 |
logo | ロゴを生成 |
icon | アイコンを生成 |
illustration | イラストで生成 |
Symbol or icon | ロゴに含めたいシンボルやアイコンを指定 |
flat illustration | 2Dのイラストを生成 |
3D illustration | 3Dの立体感あるロゴを生成 |
circle around | 円の縁を生成 |
Color scheme | 使用したい色の配色を指定 |
monochrome | 白黒の2色で生成 |
gradation | グラデーション色で生成 |
white background | 白い背景 |
Style preference | 好みのスタイル(モダン、クラシック、シンプルなど)を指定 |
Company name | 会社名を入力することで、その名前に基づいたロゴを生成 |
「logo」はテキストも含めたロゴが生成されやすいです。
このあたりはお好みで使ってみてください。
【Ideogram AI 】ロゴデザインまとめ
今回は、Ideogram AIを使用してロゴのデザインを試みました。最初にスタイルを決定する際に、いくつかの異なるスタイルの指示を試して、代替案を用意することができます。
その後、提案された案を改善するために、キーワードを参考にしてロゴの詳細を調整することができます。Ideogram AIの画像生成はさまざまな領域に応用できますので、皆さんもぜひ試してみてください。
作業効率を向上させるだけでなく、デザインの知識がなくてもロゴを作成することができます。