【Leonardo.AI】ツール内のトークン数、商用利用や著作権について解説

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多くの画像生成人工知能の中で、Leonardo.aiはさまざまな業界のデザイン愛好家に愛されています。

「興味があるけれども、使用料が高すぎると聞いた。」

「商用著作権の問題が面倒くさいし、法的紛争を心配している。」などの問題があることは間違いありません。

ですので、こちらの記事では、Leonardo.aiの商用利用、著作権、料金体系について解説します。ぜひ参考にしてください。

初中級のユーザーに向けて、無料で利用できるLeonardo AIの機能について詳しく説明→

「Leonardo AI(レオナルドエーアイ)」は商用利用可能?

Leonardo.AIは画像生成AIツールであり、無料で商用利用が可能です。登録時のデフォルトとなっている無料プランでも商用利用できるますが、一部注意が必要です。

ただし、前述の通り、画像の使用には注意が必要であり、著作権侵害のリスクも考えられます。

生成AIの法的規制はまだ整っておらず、常に最新情報を追いかけながら、適切な使用方法を心がけましょう。

画像生成AIと著作権について

【画像生成AIに生成されたコンテンツのすべての権利および利益は作成者にある】

画像生成AIの著作権に対する文化庁の見解は以下のとおりです。

AIが自律的に生成したものは、著作物に該当しないと考えられますが、「創作意図」と「創作的寄与」があり、人が表現の道具としてAIを使用したと認められる場合は、著作物に該当すると考えられます。

「AIと著作権」文化庁著作権課

AIが「細かいプロンプト」に基づいて画像を生成した場合、通常はその画像の著作権を主張できます。

ただし、AIが自律的に生成した画像については著作権が認められないことに留意してください。

例えばマジックプロンプト(自動プロンプト補正)などを使ってその実行を行った場合などです。

関連記事:名画の著作権と生成AIでの取り扱いについて【パロディ】→

Leonardo AI(レオナルドエーアイ)の料金体系

Leonardo.AIでは、「トークン」と呼ばれるクレジットが利用され、画像生成に使用されます。画像ごとに消費されるトークン数は異なります。たとえばある設定では、Image Generationで4枚の画像を生成するのに、11トークンが消費されました。

また、ある設定では2枚を4トークンで生成します。

このように、生成タイミングや条件によってトークン使用料が変わってくるのです。

そして、このトークン数の補充に対しては以下の料金体系を参考にするとわかりやすく書いてあります。

プラン料金トークン数
Free$0150/日  1日に1回、リセットされる
Apprentice$12/月8,500/月 月に1回、請求日にリセット
Artisan$30/月25,000/月 月に1回、請求日にリセット
Maestro$60/月60,000/月 月に1回、請求日にリセット
年額プランの場合、月額料金の20%OFFとなります。

年間支払いまたは月額支払いを選択できます。

現在、年間支払いは20%の割引があります。月支払いには割引がありません。

Leonardo AI公式サイトの料金表→

これを日本語訳するとこのような感じになります。

プラン提供しているサービス:

Free:$0Apprentice:$12/月Artisan:$30/月Maestro:$60/月
1日あたり150のトークン
1日あたり150の高速トークンリセット

リラックスレートの画像生成ジョブなし
リラックスレートのビデオ生成なし
リラックスレートのアップスケールなし
追加の保留中のジョブなし
プライベートジェネレーションなし
追加のコレクションなし
モデルトレーニングなし
モデル保持なし
優先インフラなし
同時処理なし
8,500の高速トークン、お客様の請求日にリセット
リラックスレートの画像生成ジョブなし
リラックスレートのビデオ生成なし
リラックスレートのアップスケールなし

最大5つの保留中のジョブ
プライベートジェネレーション
最大5つのコレクションを作成
1か月に最大10モデルのトレーニング
最大10モデルの保持
優先インフラストラクチャ

同時処理なし
25,000の高速トークン、お客様の請求日にリセット
高速トークンがなくなった後はリラックス画像生成が無制限

リラックスレートのビデオ生成なし
リラックスレートのアップスケールなし

最大10の保留中のジョブ
プライベートジェネレーション
最大15のコレクションを作成
1か月に最大20モデルのトレーニング
最大20モデルの保持
優先インフラストラクチャ

同時処理なし
60,000の高速トークンは、お客様の請求日にリセット
高速トークンがなくなった後は、リラックス画像生成が無制限
高速トークンがなくなった後は、リラックスビデオ生成が無制限
間もなく - アルケミーアップスケールの無制限が提供。
最大20の保留中のジョブが可能
プライベートジェネレーションが可能
最大50のコレクションを作成できる
1か月に最大50モデルのトレーニングが可能
最大50モデルを保持できる
優先インフラストラクチャが提供
3つの同時ジェネレーションが可能

基本的にはグレードが高くなるほど、同時にできる事や、高速生成などができるようになっていくイメージです。

また、最上のマエストロプランではアップスケールなどの提供も予定されているので、品質を上げて使っていくには必要不可欠なプランとなっています。

Leonardo AI(レオナルドエーアイ)の機能によって、料金をかかる?

機能によって料金が変わるかどうかは半分正解で、正確にはトークン使用料が上がります。

無料プランでは、1日に150トークン利用できます。基本的に1トークンで画像を1枚生成できるので、1日で約150枚の生成が可能です。

ただし、画質を向上するための機能をONに設定した際などは、1枚の画像生成でも10トークン以上消費するケースもあります。

例えば:Image Generation機能で画像を生成したい時、枚数、画質、画像のサイズによって、トークンを消費する費用がバラバラです。

【Realtime Gen】機能の画像はダウンロードすることは無料ですが、画質は普通です。

【Motion】機能で生成した動画全部に同じ25トークンがかかります。

もっとクォリティーの高い画像が必要になれば、Creative Upscaleをクリックしましょう。当然そこでもトークンは消費されます。

【Canvas Editor】機能は生成する時、トークンがかかります。生成する際には、トークンをよく確認してください。

まとめ:法的な問題を回避して、適切なプランを選択してください

Leonardo AIは、提示を入力することで画像を自動生成する無料かつ商用利用可能なAIツールです。

無料プランでは、1日に150トークンを利用でき、有料プランもあります。他の画像生成AIにはない無料利用が可能です。

さらに、主要な機能のパラメータを調整することで、より自由に画像を作成できます!異なる設定によってトークンの消費量が異なるため、画像生成時にはトークンの使用量を注意よく確認してください。

商業目的で画像を使用する場合は、原作者のコンテンツが使用可能であるかどうかを注意深く確認し、法的な問題を回避してください。

Leonardo AIは自己表現や商業利用の両方に利用できるため、高品質な画像を作成することを試してみてください!

【Leonardo.AI】初心者でも使える画像生成AIツールの使い方、登録方法などを解説あります→

この記事を書いた人
英愛 アル

英愛アル、AIライターです。
AI関連のニュースに触れながら使い方やカワイイ絵を生成する方法を日々模索しています🍣

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