資料の書きたい事は決まっているが、デザインは苦手。見栄えもよく資料作りしたいが時間は掛けたくない。そんな時にあったらいいな!と思うのが資料生成AI。
多様なツールがありますが、まずはMagicSlidesを試してみます。
MagicSlidesは月3回までは無料で利用が可能です。
尚、2023年1月16日時点、URL to PPT・PDF to PPTは日本語のサイト、PDFで試みた場合、エラーとなりましたが、テキスト、Youtube to PPTは成功しました。
パワーポイントの成果物が現れない場合は、クレジットは消化されません。
では、手順をご紹介します。
関連記事:より効率よく!プレゼンテーション資料作成に必須のAIツール3選→
資料生成AIツールMagic Slides。ログイン・インストール・使用開始まで
リンクにアクセスし黒いボタン「Install MagicSlides」をクリック。
するとGoogleワークスペースマーケットに飛びます。
問題なければ「インストール」をクリック。
Googleアカウントでログインします。
ログイン後、上記の画面を確認し「次へ」。
この画面で準備は完了です。
Magic Slides、いざお試し
Googleスライドを開きます。メニューバーの「機能拡張」→「Magic SlidesApp-GPTfor Slides」。
「資料生成」「新しいスライド追加」「AIとChartを作る」というメニューが表示されており、その下にはYoutube・PDF・URLからPPT生成、PPTの改善、という華々しいメニューが続きます。
結論から言うと、過去のブログの資料化ができたらといいなとの思いで、URL to PPTにチャレンジしましたが、入力まではいけましたが資料生成には至りませんでした。
「FetchTranscript」をクリックしても何秒等の明記はなく、しばらく上記画面が続き、その後出てきたのはエラー。
「9260文字です。2500文字以下にしてください、またはアップグレードを」とエラーがでましたが、読み込ませた記事のテキストは2000文字以下です。「Fetch Transclipt」を見てみるとURL内のテキスト以外のものも読み込んでいるようです。
ここは一度。Magic Slidesを使ってみるという目的に立ち返り切り、資料化したい記事のテキストを張り付けてみました。2000文字以下です。
言語は「日本語」を選択し「Generate」をクリック。
「175秒で資料生成」という画面の秒数のカウントダウンが始まりましたが、今回のテキストは生成されず。
URLから資料作成を試みた際は先に提示したように赤い文字でエラーメッセージがでましたが、何らかの都合で資料生成に至らない場合は、エラーは出ず、「Generating Presentation in 0 seconds」のままです。クレジットの消化はありませんでした。
どんなタイプのテキストでMagic Slideが本領発揮できるのかはまだ明確ではありません。
AIに寄せて題材をChatGPTに書いてもらう事にしました。
Chat GPT 3.5 でたまごについて1000文字でのプレゼンを書いてもらいました。それをそのままMagic Slidesに流し込みます。
英語での入力がよさそうであろうことは明らかですが、日本語のポテンシャルも気になるところなので、日本語で徹底してみます。再度、待つこと179秒。
テキストからPPT生成。成果物がこちら!
できました!!冒頭の2ページはあまり意味をなしていませんが、後半になるに連れ活舌がよくなるようなイメージです。3ページ目、4ページ目は写真とテキストも一致していて簡潔にまとまっています。
Magic Slides頼みで資料作成することは難しいですが、資料の骨子、ドラフトを作るには大変有益です。
YoutubeからPPTに挑戦 格闘技の試合編
Magic Slidesのクレジットはまだ残っています。失敗してもクレジットは消費されないので、Youtbeからの資料作成も試してみる事にしました。
実際に生成されるのか、またどういう動画を得意とするのかわかりかねる為、ランダムに目に飛び込んできた動画を資料化してみます。格闘技の試合の動画で挑戦です。
Youtubeの場合は、トランスクリプトの読み込みでは、純粋に音声が文字として書き出され、それを資料として生成するという手順となります。
出来上がったのがこちら。
格闘技の試合を資料化したものだとすると少々要領を得ませんが、格闘技のように音の要素が多いものではなく、料理動画等は、音声も映像も要素にまとまりがあるので向いている事でしょう。
テキストが英語の場合等、細かな条件が異なる事で成果物の質には大きな違いがありそうですが、最初から最後まで日本語でも対応は可能でした。
最も最適な仕様イメージとしては、文章ではプレゼンする内容がイメージできているが、資料への落とし込みに余裕がないとき、あえて考えずMagicSlidesに依頼するなど、サポートツールとして大変活躍しそうです。