画像生成AIとして広く有名になっているMidjourney(ミッドジャーニー)。バージョンアップごとにクオリティが飛躍的に上昇し、手軽で簡単なプロンプト(命令文)で写真の様なクオリティの画像も生成できるようになりました。
こちらの記事ではMidjourneyを使用するまでの準備~登録方法。
プラン表の比較。
そして実際のプロンプトを使う方法までを初心者の方向けに紹介しています。
ちなみに、先にMidjourneyの実力をお見せ留守とこんな感じです。
この画像を出力する方法は「beautiful girl」あるいは「美少女」のみです。
どうです、すごいでしょう?
Midjourney(ミッドジャーニー)はDiscordのIDが必須
まず、Midjourney(ミッドジャーニー)を使うにはふたつ用意しなければいけないものがあります。
1つはDiscord(ディスコード)のID登録。
1つは有料プランへの登録です。
過去無料でお試しのように使えている期間もありましたが、2024年現在無料のお試しは存在していません。
まず、Discordについて解説します。
Discordというのは無料のチャットツールで、テキストや画像、動画のやり取りなども可能になっています。
MidjourneyはこのDiscord内でMidjourneyにリクエストを送り、それに応じてMidjourneyが画像を生成したり、モードを変更したりといった実務が可能となります。
公式サイトにアクセスしてIDを発行後、ログインしましょう。
Midjourney(ミッドジャーニー)料金プランと商用利用【有料】
Midjourneyは料金プランが4種あり、全てのプランで商用利用、つまりホームページでの使用や画像を使用してのバナーの作成、作品の配布などが可能です。
現在公開している中で、手軽に登録でき商用範囲が広い物の筆頭はMidjourneyにが一番と言っても消して過言ではありません
特にクリエイティブ製作においてイメージがある程度欲しい場合など、手軽に背景を出力できたりするところが利点と言えるでしょう。
また料金プランにおいては下記の様な形態となります。(※日本語翻訳を使用)。
この時のは1$150円相当ですので、左から月1500円一番大きいプランで18000円相当となります。
また、年間プランを一括購入すると二割引きになります。
通常はスタンダードプランへの課金が良いでしょう。
このうちステルスモードというのは入力プロンプトを他者が知り得ない状態にするモードです。
必要があれば60$以上のプランをおすすめします。
基本的にはスタンダードプラン(月4500円)を試したのち、必要であればアップグレードが良いと思われます。
またNiji-journeyという日本のアニメ風キャラクターに特化したモデルがあり、有料登録するとこちらも使えるようになります。
関連記事:ほぼ写真レベルになったMidjourney6の実力→
実際にMidjourneyにアクセス
Discordにログインしているブラウザで、下記のMidjourney公式サイトにアクセスします。
公式サイトの右下にあるJoin the Betaを押すと、MidjourneyとDiscordの連携画面が立ち上がるので、連携しましょう。
画面に下記の様な公式ボットが見えたら連携完了です。
DM選択画面にもMidjourney Botが登場していますので選択します。
Discordの登録と連携が成功すると、このような会話画面が出てきます。
この状態でチャット入力欄に「/」を入力するといくつかコマンドが出てきます。
続けて「s」と打ってみましょう。
/subscribeが有料設定に関する項目です。
Manage Accountからプラン選択の案内に従って有料登録をすると、そのアカウントでMidjouneyが使用できるようになります。
迷ったら「Standard Plan」が良いでしょう。
/imagineでプロンプトを入力
Midojourneyの画像生成はいたってシンプルで、Discordのチャット画面にまず「/」や「/ima」などを入力して下記を呼び出します。
選択するとチャット入力画面までこの入力窓が落ちてくるので、これに必要な要素を打ち込むだけです。
例えば以下のような文章を作ってみましょう。
A beautiful elf woman, she nestled in a deep forest with sunlight filtering through the trees,
森林の中にたたずむエルフの女性です。
ある程度の言葉をカンマ「,」で区切ってあげるのが、AI側にプロンプトをうまく伝えるコツです。
例えば服装の指定があれば、それも別で入れるといいでしょう。
できた画像がこちらです。
リアル指定は特に行っていませんが、Midjourney6は文脈からある程度絵柄を剪定し、特に指定が無ければリアル寄りにする傾向があります。
どうでしょうか、映画のワンシーンのような画像ができます。
これがMidjourney6の実力なのです。
興味が出た人は是非登録して生成にチャレンジしてみてください。
この他、サイト内にはMidjourneyに関する記事がいくつかありますのでそちらもぜひご覧ください。