Haiper AI(ハイパーAI)とMidjourneyでクール&スタイリッシュな動画を作る方法

AI_活用術
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Haiper AI(ハイパーAI)を利用して、高クオリティのカッコいい動画を一本作ってみませんか?

今回はSFチックな近未来の画像をヒントに、重厚なクオリティの動画にチャレンジします。

これらの動画の制作工程を知ることで、AI時代の動画の作り方のヒントになること間違いなしです。

こちらの記事はMidjourneyのみ有料版に入っている必要があります。

画像生成AIに拘らない人は、LeonardoAIなどでも代用してみるといいでしょう。では、早速作業に入ります。

関連記事:Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方 有料or無料?【解説】→

関連記事:【Leonardo.AI】初心者でも使える画像生成AIツールの使い方、登録方法などを解説→

Midjourney(ミッドジャーニー)とChatGPTで元絵を作成する

今回は荒廃した世界にたたずむ謎のサイボーグというテーマで作っていくので、上の様な感じの絵を目指します。

まず、無料でいいのでChatGPTにアクセスします。

関連記事:GPT-4oを無料で使う際の注意点をさらに詳しく解説!→

次に下記のようなリクエストをGPTに出します。

ChatGPT-4o

灰色の空が広がる荒廃した都市の中、無数のビルの廃墟が立ち並ぶ風景が広がっている。建物の一部は崩れ落ち、窓は割れ、荒れ果てた道路にはひび割れが走っている。かつては賑やかだった街の通りには、今や静寂だけが残っている。

その廃墟の中に、一体のサイボーグがたたずんでいる。彼の体は金属と合成皮膚で構成され、右目には赤い光がかすかに輝いている。古びたジャケットを羽織り、頭にはフードを深く被っている。彼の姿は人間と見紛うほどリアルだが、時折見える機械の部分がその異質さを際立たせている。

サイボーグの左手は精巧に作られた金属の義手で、動きは滑らかだが無機質な冷たさを感じさせる。彼の右手には古いデータパッドが握られており、かつての文明の残骸から情報を収集しているようだ。

周囲の風景は寂寥感に包まれている。サイボーグの背後には、かつての繁華街の看板が朽ち果てた姿を晒している。ネオンの光は既に消え、文字はかすれて読み取れない。風が吹き抜けるたびに、瓦礫の中に残された紙くずや金属片がカラカラと音を立てる。

サイボーグの動きはゆっくりと、しかし確実に目的を持っている。彼の歩く足元には、枯れ果てた草がわずかに生えている。彼の視線は未来を見据え、過去の遺産を背負って新たな希望を探し求めている。

この荒廃した世界で、サイボーグは孤独だが、その存在は未来への一縷の希望を象徴しているように見える。彼が見つける情報が、再び文明を再建するための鍵となるかもしれない。その姿は、静かに、しかし力強く、この滅びた世界に立ち続けている。

中二病たっぷりの文章を出力してくれました。ちょっと長いので冒頭だけもらいましょう。

この英訳が出力されます。

まずはこれをメモります。GPTの活用はここまでです。

そして、動画にする為横長の出力を希望します。動画にしやすいのは16:9などの比率(横型)です。

パラメータ調整の内容を足してプロンプトを生成しましょう。

関連記事:Midjourney(ミッドジャーニー)の末文に付けるコマンドについて【パラメータ指定】→

というわけで今回のプロンプトはこんな感じです。

このプロンプトで以下の様なものができます。

この中から右上の一枚を気に入ったので「U2」を押してアップスケールします。

そしてできたのが冒頭の画像になります。

情緒たっぷりで、ややリアル調でとってもいいですね。

Haiper AI(ハイパーAI)で動きを付ける

次にHaiperAIを使って動画にしましょう。

詳しい使い方は関連記事からどうぞ。

関連記事:無料で動画を生成できるAI HaiperAI(ハイパーAI)の登録と使い方→

無料で登録したら「Animate Youte Image」を選択します。

下部にイメージアップのエリアが出ますので、ドラッグアンドドロップでアップロードしましょう。

いったんこのまま「Create」を押します。

約3分ほどで2秒の動画ができます。

残念ながら特徴的な目の赤い光が消えてしまいました。

そこで、いくつか変更を加えます。

まず、秒数を4秒に変更します。「Create」横のボタンが設定ボタンですのでここで4秒に変更します。

さらに、画像に加えて以下のプロンプトを入力しましょう。

そしてできたのがこちらです。

いかがでしょう、怪しく光っているのではないでしょうか。

今回はHaiper AIを主体とした高クオリティな動画を出力させる工程をお見せしました。

右上にHaiper AIのウォーターマークが入ってしまうものの、AI動画の入り口として非常に期待できる同AI。

是非他のAIも組み合わせてクオリティの高い動画を作成してみてくださいね。